9月7日(土) 瀬戸町の飲ませサビキ釣り

飲ませサビキ 西へ 第三弾。

台風が予報より速く通り過ぎたため 海は凪。


ここの船頭さんに電話で状況を尋ねても いつも返事は

「釣れよるよ。」 とか

「あんまり釣れよらん。」

程度で どれくらいのサイズがどのくらい釣れているのか

具体的に言ってくれない。

「たくさん釣れよるって言って 釣れんかったらガッカリするやろ。」

これは船頭さんなりの優しさか。


出航前に昨日の状況をお聞きすると

「昨日は朝からよく釣れて ハマチ31匹 タイ7匹 ヒラメ2匹 …」

大漁だったそうで ちょっと期待していいかも?


イワシも大きいので仕掛けは12号でOKとのこと。


6時 出船。



港を出て3分で漁場到着。

湾の入り口のかけ上がりを攻める。


ここでの釣りは 主に3パターン。

@ 湾内 … 底はフラットな砂地 根掛かりなし。

        アタリも多く 数釣りポイント。

        主にハマチ 時々タイなど。

        釣りやすく 初級者向き。

A かけ上がり … 瀬に当てていくため 根掛かり注意

         主にハマチ ブリも出る ヒラメや根魚も出る。

         中級者向き。

B 魚礁地帯 … 高い5〜10m魚礁の間を流すため 根掛かり多い

          ハマチサイズは少なく 掛かれば大物メジロ〜ブリ 

          タイやヒラメ,サワラも大型が出る。

          一日を通してアタリの数は少なく

          掛けても根掛かり・ラインブレイクの可能性大。

          ハイリスク・ハイリターンの上級者向き。
          

今日は@とAのパターンか。

まずは かけ上がりポイント。



台風の影響か 海上には多くの浮遊物が。


瀬の前でイワシを掛けて素早く落とせば ヒラメのチャンス。


…で


K氏が前回に続き いきなり大判ヒラメゲット。



ウルメ中〜大が いい感じで掛かってくる。

爆釣の予感?

いつ掛かってもいいように心の準備?をしていたのだが …


ウルメを取り囲み 押さえ込むような反応はない。

どうやら 青物は留守みたい。


本日の初アタリは ハタ坊。



前日よく釣れたという別のポイントへ向かうも

ここも異常なし。



アオリがいっぱい付いていそうな緑色した岩が

荒々しい海岸線を作り出している。



どこへ行っても 状況は変わらず。


イワシがいても底に押さえつけられていない。


イワシが掛かっても その後は全く無反応。




まわりの船の船頭さんも みなさんダメダメポーズ。



あちらへ こちらへと走りまわるも どこもダメ。





昼近くになっても船中ハマチ 0(ゼロ)



あまりにアタリがないので仕掛けの下側を8号の細仕掛けにして

タイでも掛からんかと…



ウルメもほとんど掛からなくなってしまった。

たまに掛かってもカタクチ。



ほとんどあきらめモードで ボーッとしてたら 突然竿がひったくられた。


湾内なので 大きい魚はいないだろうと思っていたが

ラインがどんどん引きずり出され 止まらない。


やばい 下は細仕掛けだった。

上の12号に掛かっていないとアウトやな。

太い方に食ってくれている事を信じて 巻きよせる。



お久し ブリ でした。

近くの船でもブリが揚がったので

さぁこれから時合いだ と思ったら

イワシの姿が消え 後が続かず。


その後も アタリは乏しく


最後にハマチと小タイがダブルでヒット。



何とか釣ってもらおうと イワシのイイ反応を求めて最後まで走りまくってくれたのに

結局 盛り上がりのないまま

14時 終了。


昨日の勢いは どこへやら …

ブリが唯一の救い。


よく釣れたという情報の翌日は たいていこんなもんである。

朝 船頭さんに聞くんじゃなかった。


あてにならない浮気性の青物のことだから しょうがない。

青物の前日情報は あってないようなもの。

次回は 活性の高い日に当たることを願っておこう。



本日の釣果 ブリ 94cm  マハタ マダイ 
         ハマチ アジ など